百舌鳥八幡宮
2019/07/17
百舌鳥八幡宮
2019年7月、百舌鳥古市古墳群が世界文化遺産に登録された。その古墳群のただ中にあるのが百舌鳥八幡宮だ。歴史は古く、源義経の妻女静御前が都より逃れる途中、立ち寄ったと言われる。工藤名誉宮司さんから百舌鳥八幡の歴史について聞かせて頂いた。工藤名誉宮司さんのお話はとても面白い。もうご高齢ではあるが、地域の方々にもっといろいろお話を聞かせて頂ければいいなと思う。
毎年、お正月には初詣にいって、必ずおみくじを引く。1回¥100。長年通っているが、いつもあまりぱっとしない。一番しんどいころに大凶が出たことがある。
今年はお正月にお参りできなかったので、とんどの日に行ってみた。百舌鳥八幡の氏子である周囲の町会の方々による稲わらの奉納など一連の神事のあと、稲わらと竹で組まれた櫓に火がつけられ、勢いよく燃え始めた。あいにく小雨模様だったが火はだんだん強く空に火の粉が上がって行く。いい光景だった。昔は燃えた稲わらの灰を持ち帰り、台所などに置いたのだという。火のパチパチという音を聞きながら眺めていると、次第に心穏やかな気分になるから不思議だ。
帰りに、お決まりのおみくじ。今年はどうなのか?引いてみるとなんと大吉!初めて出た!これは嬉しかった!おみくじなんて信用するもしないもないものなんだろうが、やはり嬉しい。長い間精神的に低迷していた私にとっては大変有難い励ましのおみくじになった。今年はいい年になりそうだ。おみくじの効用はこういうところにある。
元気でまた1年、いい年にしようと思ったとんどの日。今のところ、いい感じで過ごしている。